TRANSGEAR DVX-700 ネットワークメディアプレイヤーは使えるか?
長瀬産業から新発売のネットワークメディアプレイヤーである。

有線LANモデルM10で29800円、無線LANモデルM20で32800円なり。
ネットワークメディアプレイヤーで何ができるのか?
日本で録画した番組を海外のPCに転送します。そこで再生すればPC上で見ることができるのですが、このようなネットワークメディアプレイヤーを海外のホームLANに繋げておき、同時にこの装置をリビングの大画面TVなど
に繋げておくと、PCに格納してある録画ファイルをホームLAN経由で読み込んで、リビングTV上で再生できるのである。
要は、でっかいテレビ画面で日本の番組が見れるのだ!
このように、使う場所は海外になり、ドイツ駐在も使用しているが、家族でテレビを見るにはとっても便利である。
リモコンもついているので、ソファーにすわったまま、リモコンでぱちぱちやると、PCに格納されているファイル一覧がテレビ画面に表示されるので、そこから見たいものを選んで、再生してやるだけ。
要は、そこにHDDレコーダがある感覚だ。
ただ、実際には別のPCに録画されている(録画ファイルが存在する)のだが。
これで、子供にパソコンをいじらせる必要もないし、勉強させたければPCを落としちゃえばよい。勝手に見ることはできないのである。
ソファーからリモコンですべて操作できるのも便利である。
さて、この新製品の特徴は、HDDを装着できることだろう。
PCに格納されたファイルだけでなく、そのHDDに格納されたファイルも再生できるのだ。要は、いちいちネットワーク経由でPCにアクセスしなくても、ローカルな内蔵HDDにアクセスするだけで、番組を再生できるわけだ。
もちろん、このHDDにはあらかじめ番組ファイルを格納しておかなければならないのだが、この点でこの製品にはちょっと疑問を感じてしまう。
なぜなら、このHDDにデータを格納するときに、ネットワーク経由ではファイルを転送することができないので、いちいちHDDを本製品からとりはずし、USBなどでPCに接続しなおさなきゃいけないのだ。
んな馬鹿な!
多少へんな製品でも暖かい目で見守ってきたドイツ駐在ではあるが、これはさすがに「んな馬鹿な」である。
ドイツ駐在が3年前にこちらで買ったネットワークメディアプレイヤー(KISS-DP1504)も内蔵HDDがあるが、ちゃんとFTPでPCからネットワーク経由でファイル転送できるぞ。
いったい、このネットワーク転送できない内蔵HDDってどういう活用方法を想定しているのだ?誰か教えてちょうだい、なのである。
さて、もうひとつの特徴である。
最近ではめずらしくないが、DLNA対応である。
これは、DLNA対応の製品(たとえばHDDレコーダなど)であれば、そこに格納されている録画ファイルを、ネットワーク経由で、このDVX-700がアクセスできて、再生できるのだ。
だから、リビングにHDDレコーダを置いて家族で共有している場合、普通はそのリビングのテレビでしか再生できない。DVX-700を2階の自分の部屋において専用のテレビをつなげておくと、1階のHDDレコーダの録画番組をこのDVX-700経由で2階の自分の部屋で再生視聴できるわけだ。
ちなみに、これは、2階にHDDレコーダがあって、3階に自分の部屋がある場合にも応用可能である。
さらに、3階にHDDレコーダが・・・・もういい。
ただし、DLNAは基本的には、ホームLAN内などの同一LAN内でのアクセスが前提である。もし、これをインターネット経由でもアクセスできたならば、海外のリビングにはこのDVX-700を設置し、日本のPCやHDDレコーダで録画したファイルにインターネット経由で直接アクセスできる。すなわち、一度、日本から海外のPCにファイル転送する必要がないのである。
これができたら便利この上ない。
極端な話、DLNA対応でメール予約が可能なHDDレコーダをぽつんと日本に設置しておけば、録画サーバにできるのである。
もちろん、転送速度の問題や、インターネット経由でアクセスする問題の壁は高く、容易に実現はできないが。
可能性としては、SoftEtherでLAN間接続してしまうという方法は試す価値があるのだが、結局これはSoftEtherを制御するPCが必要になってしまう。これではあまり意味がないのだ。
ということで、面白い研究課題ではあるが、ドイツ駐在もまだ試せていない。
再生対応ファイル形式などはこのようなレビュー記事を参照ください。
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